【独身女性】老後資金・住まいは大丈夫?快適な老後を迎えるために知っておきたいこと(前編)

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    近年、日本の女性による社会進出は増えてきました。戦後の民主主義政策により、選挙権の取得・男女機会均等が実現するとともに、女性の権利権も向上し、高度経済成長期を経て女性も働くことが当たり前になりました。今では、管理職に女性がいることも普通になってきましたよね。女性の社会進出に伴い、最近では独身女性も増えてきています。 現役でバリバリ働いている女性・まだ就職したばかりの新社会人・家族のためにパートと家事を頑張っている女性、様々なライフスタイルの女性がいるかと思います。「私には老後なんてまだ関係ない!」と思っているあなた!!関係ない人なんていません!!今のうちから、老後に向けて少しずつ準備することで人生が変わるかもしれませんよ! 今回は独身女性と最近話題になっている「老後2,000万円問題」も兼ねて、独身女性が快適な老後を迎えるにあたって、今すべきことを考えてみましょう。


1.独身女性の老後って?

あなたは独身女性の老後について考えたことがありますか?一人だから、周りに気にせずに過ごせるし、楽ちんでいい!思う存分に自由に過ごせる!そう思っているかもしれません。ですが、実際にはそう甘くはないのです。

1.1女性の2割は生涯独身の時代へ

2019年6月の政府が発表した「少子化対策白書」(下の図)によると、年々、男女共に未婚化は進行しており、2040年には、女性の生涯未婚率(50歳時の未婚の割合)は2010年は10.8%、2015年は14.1%、さらには2040年には18.7%にまで増えると予測されています。

引用:内閣府「令和元年版 少子化社会対策白書」

18.7%と聞くと、少ないように感じる方もいるかもしれません。ですが、約5人に1人の女性が生涯独身になる時代へまもなく突入しようとしているのです。

1.2独身女性のリアルな厳しい現実

①女性は長生きするため、老後の費用がかかる

あなたは、実際に何歳まで生きるか想像したことがありますか? 2019年に厚生労働省が発表した「簡易生命表」によると、女性の平均寿命は87.32歳、男性は81.25歳で男女共に過去最高更新しています。また、女性は男性より、約6歳長生きすることになります。なので、単純計算で、女性は男性より、老後の費用は6年分多く必要になってきます。近年では医療も発達してきているので、もっと長生きするかもしれませんし、介護費用もかかるかもしれません。その分、もっと老後の費用が必要になってきます。

②女性の平均年収は低いため、貯蓄がしにくい

2019年に国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」によると、女性の平均年収は293.1万、男性は545万となっています。男女平等といわれている社会ですが、女性は男性より平均年収は低いです。そもそも女性は年収が低いため、貯蓄にお金は回りにくいのです。

③独身は破産する?

あなたは、貯蓄はしていますか?その貯蓄は、何のために貯金をしていますか?車を購入する為、旅行に行く為に貯金をしている・・・色々あると思いますが、老後の為に貯金はしていますか?実際、老後にどれだけお金が必要であるか考えたことはあるでしょうか? では、実際に老後の支出を見てみましょう。 総務省の「家計調査年報(家計収支編)2018年(平成30年)平均結果の概要」よると、

・高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)場合

実収入が222,834円で可処分所得が193,743円に対し、生活費が消費支出は235,615円で不足分は41,872円となっています。

引用:総務省「家計調査年報(家計収支編)2018年(平成30年)平均結果の概要」
 
・高齢者単身無職世帯(60歳以上の単身無職世帯)の場合

実収入が123,325円で可処分所得が110,933円に対し、不足分は38,670円となっています。

引用:総務省「家計調査年報(家計収支編)2018年(平成30年)平均結果の概要」
引用:総務省「家計調査年報(家計収支編)2018年(平成30年)平均結果の概要」
 

夫婦2人で不足分41,872円であるのに対し、単身1人で不足分38,670円はかなり割高だといえるのではないでしょうか。単身女性は年収が低くいため貯蓄にお金が回りにくく、また長生きするので、もっとお金が必要になります。しっかり早めにマネープランの見直しをしないと、老後破産しやすくなるのは単身女性なのです。 年金受給額が減っているこの時代、毎月もらえる年金だけではなかなか生活できません。不足分は今のうちに節約やお金を増やす等をして、老後の資金に充てる必要があります。今のあなたは老後も快適に暮らしていける自信がありますか? 次回は、快適な老後を迎えるためにも皆さんに知って頂きたい、単身女性の老後にかかるお金のシミュレーション、老後資金の作り方、固定費の中でもかなりの割合を占める住宅費についてお話していきたいと思います。 どうぞ、お楽しみに!!

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